ゴロニャン開発の背景

あなたは親しい友人と握手する時、
相手の強さやリズムに合わせて自分も握り方を変えたりして
相手とのスキンシップを楽しんでいませんか。

この双方向の感触を力触覚と言います。そして力触覚伝送を可能にしたのが、慶應義塾大学のリアルハプティクス技術で、ゴロニャン開発のコアになる発明です。

ゴロニャン開発の背景

●遠隔コミュニケーション発達の歴史

人類の遠隔コミュニケーションの歴史は紀元前まで遡りますが、オンラインでの遠隔コミュニケーションの実現は比較的最近で、19世紀の電話による音声伝送から始まりました。その後、20世紀後半の映像伝送の実現により進歩が一気に加速しましたが、においや触覚の伝送については残された課題でした。 image

●現代人には非接触のスキンシップが求められている

人間にとってスキンシップは、互いに触れ合うことで孤独を癒し、理解し合い、幸せを感じる重要なコミュニケーション手段です。それは、オンラインでの遠隔コミュニケーションがあたりまえになった現代でも変わりません。もし、オンラインで「非接触のスキンシップ」が実現できるようになれば、コミュニケーションは一層便利になり、無駄な移動をなくして持続可能な社会を築くグリーンリカバリーにも合致します。この「非接触のスキンシップ」を支援するために生まれたのが、ペットアバター・ゴロニャンなのです。 開発の背景